タイムイズマネー
コスタリカへ行ってからすでに3週間が過ぎようとしている。
早い。
タイムイズマネーと言うものだから時間を過ごしていたらお金が勝手に増えるのかと思っていたが
どうやら働かないと増えないらしい。
アルゴリズムという単語の意味が調べたことも無いのでよく分からないのだが
あるゴリラのリズム程度の物だと考えています。
間違いの指摘等は特に興味も無いので全て受け流します。
こういう風に単純に物事を考えておいて詳しく知らないというのはそれはそれで楽しめるものです。
「もし、朝目が覚めて自分がスターになっていたら?」というティーンエイジャー達のお決まりの質問の中でも、最も回答に困るのが
「もし、朝目が覚めて自分がシルベスター・スタローンになっていたら?」という問いではないだろうか・・・?
「もし、朝目が覚めて自分がシルベスター・スタローンになっていたら・・・」
ベッドから起きて鏡で自分の肉体を一瞥し、こんなものではまだ・・・という叱咤と共に日々筋トレに励み新しい戦いに備える、それ以外の答えはおおよそ出ないだろう。
というように代表作が多いわりにはシルベスター・スタローンはなにかと高を括られがちな俳優である。
ランボーやロッキーシリーズといったハードボイルドなアクション映画でその人気を博していったシルベスター・スタローン。
そんなこんなで最近エクスペンタブルズを見た。
「どうせこんな感じやろ!」と、こちらも高を括って観ているのに対し、「せやで」とばかりに期待通り展開を見せてくれる横綱相撲に感服。
なんともいえないくらいにプライベートな会話などない。
全編に渡り、"まるで映画のような"会話が繰り広げられる。
アクションシーンでは、守ろうとしているヒロインの居場所など一切確認せずに 町や基地を総攻撃。
ミサイル弾を手で放り投げ、それを銃で撃って前触れもなく突如現れたヘリコプターを爆破。
無論強そうな敵とは素手で戦う。
ヒロ インとは言わなくても分かるだろ?というニュアンスのままロクに会話もしないままお別れ。
スカっとベタなダジャレ台詞とナイフ投げで締めるエンディン グ。
全てのシーンが、いちいち話がしたくなるような、大満足の空白の2時間。
こういうアクション映画ではありがちな戦闘中にすぐに死んでしまうような顔無し俳優でさえいつの間にこんなにいたんだ・・・と普段気にもしないことを気にさせてきたりとアクション映画の中でも独特の映画であった。
銃弾なんて当たっても苦痛の音を上げるような弱弱しい場面など一切ない。
あれくらいの余裕と精神力が欲しいものである。